チュートリアル入門でも出てきたStudy関数について、説明していきます。
このstudy関数もtradingview様がすでに作成済みのものであるため、前回同様矢印で見てみます。

Syntaxを見てみるとstudyの()内で様々な設定が出来そうです。
この()内を見てみると、titleからはじまり、shorttitle、overlay….resolutionと続いています。
この全てのものに対し、それぞれ設定をしていくこともできますが、設定をしない場合、自動で設定されるものもあります。
例:三つ目のoverlayですが。下記でも説明しますがローソク足画面上に
表示するか否かを決められます。表示する場合には
overlay=true
とするのですが。記述せず、study(title=”MA”,shorttitle=”ma”)だけ
で終わりの時には自動的にoverlay=falseが設定されます。
したがって、今回はよく使いかつ直感的に分かりやすい
title,shorttitle,overlay,precision
の4つを抜き出します。
前回のコードを載せておきます。
//@version=4
study("MA",shorttitle="ma",overlay=true)
source=input(close)
length=input(9)
MA=sma(source,length)
plot(MA)
title
名前の通りタイトルです。コード上でいう”MA”になります。
title=”MA”としても、”MA”だけでもどちらでも構いません。
shorttitle
ここで””で囲まれた名前がチャート左上に表示されます。画像参照

overlay
これは、作ったインジケータをローソク足の画面上に表示させるかどうか?です。
前回のコードでは、trueとなってましたので、falseと変形してみます。

その下の画面がoverlay=falseの場合
precision
これは、少数何位まで表示させるかを指示します。
実際にprecision=1として、実行してみました。
